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マッチ売りの少女
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作詞 サマーセルース |
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ある 寒い冬に 街灯が並ぶ道を歩いていました
星は綺麗に輝き 雪がしんしんと降る中に
はだしの女の子がマッチを売ってました
今はマッチよりも高性能の火器 たくさんあるのに
僕は聞きました どうしてそんなものを売っているの
その子は言いました お父さんにいわれたの
マッチはしなびてて 火が出るかさえわからないのに
それでも彼女は 一生懸命叫び続けます
マッチは要りませんか 暖かい火は要りませんか
マッチは要りませんか 暖かい火は要りませんか
僕は一束それを買いました その子は微笑んで
ありがとうございました とやさしく呟きました
次の日も その次の日も その子は叫んでいました
一向にはだしのまま かごの中身も減っていないまま
僕は毎日そのマッチを 買い続けました
その子は言い続けました ありがとうございました
そして僕はその場から 背を向けると
その子はまた一生懸命 叫び続けます
マッチは要りませんか 暖かい火は要りませんか
マッチは要りませんか 暖かい火は要りませんか
ついにその子は 街から消えました
今 何をしてるんだろう
どこかで 微笑んでると いいな
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