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ありがとうと云いたい
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作詞 月本 燈 |
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隣にはきみがいてくれた
いつもぶっきらぼうなわたし 酷いやつよね
自分は我儘できみは優しさの塊で
それに甘えすぎてすがりついてた
"嬉しい"とか"幸せ"だとか
はっきり云えたらいいんだろうけど
ライオンのような邪魔なプライドめ
自分が嫌んなっちゃうよ
想いだせば喋りかけてくれたのはきみ
一方通行なんて望んでるわけないじゃない
"ふーん"とか"そうなの"だとか
沈黙ばかりの話題でごめんね
人としゃべるのは苦手なの
でも話をするのは大好きだから
ごめんごめんごめん・・・
この言葉を使った回数は数え切れないくらい
ありがとう
小さい声でしか言えない むずがゆくて自己嫌悪
ありがとう ありがとう
たくさんのありがとうがあるよ 伝えたい
瞳をみて聴いて? そらされる視線はひどく凍える
訳を教えてよ
何も知らないのは悲しくて 淋しくて 本当は立っていられない
お願い お願い
話を聴かせて 傍で泣かせて
要求はすべてわたしから 我儘癖はなおしてみせるから
本当はだいすき 伝えてやりたい
離れていくきみはたぶんふり返りはしない
でもありがとう 最後に云うからよく聴いて欲しい
ただありがとう わたしは幸せでした
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