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彼方へ
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作詞 華蝶 風月 |
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私の部屋は こんなに広かったのかな
君がいた頃は 愛で埋め尽くされて足の踏み場も無かった
君の想いと私の想いのすれ違いから出来た結露
その結露が私の部屋の窓を濡らす
私の涙のように冷たい
月が欠けていく今夜 何を祈ろう?
切ない想いと溢れる涙が西の空へと また沈んでいく
私はこれ程 これ程にも弱かったのかな
君がいた頃は 強がってばかりいて素直になれなかった
君の優しさと私の淋しさのすれ違いから出来た隙間
その隙間は埋められない物だった?
本当は小さな溝だった
月が満ちていく今夜 何を願おう?
消えない想いと癒えない痛みが東の空から また顔を出す
流星となって私の想いを遠くへ飛ばして欲しい
願いをかけられない程の速い速度で はるか彼方まで
昼でも 夜でも本当はたくさんの星が空にはいる
その数え切れない星は 多くの人の涙の宝石
まばゆいばかりに輝く星は 苦しみに耐えた人の心の結晶
その中に 私の想いも埋もれさせてください
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