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言えない、言わない、言いたくない。
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作詞 彩禾 |
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白い廊下を歩いて 窓の向こう 雪がチラリ舞って
教室には笑い声 聞きなれた声 見慣れた顔ぶれ
いつもそこにあなたはいたの
くだらない会話でお腹を痛くした あの日々
あなたや友達がいて当たり前で
あなたを友達と思うことも当たり前で
チラチラ 悪戯に笑って舞い降りる雪
夜空に照らされ 白銀は蒼に変わる
冷たい手で 冷たい手を握り締めた
あなたの頬が赤いのは 寒いから?それとも・・・?
自分でも気づかなかったのよ
言われるまで気がつかない 愚かな人間ね
あなたが「好き?」と聞いて 答えは決まってるけど
だけど ねぇ 言えない、言わない、言いたくない。
2人一緒にいることが多くなって
初めての口付けは やっぱり蒼い雪が舞ってて
雪だとは思えないほど蒼くて蒼くて
どこかへ消えてしまいそうよ
繋いでいた手を ちょっと離そうとしてみて
だけど強く握られたのは 私の気のせい?
自分でも気づかなかったのよ
いつのまにこんなにあなたを好きになってたの
今何考えてたの?とあなたが聞いてきたけど
でもそんなの 言えない、言わない、言いたくない。
ねぇ 言わなくても判ってるでしょう?
握り締めたその手から伝わる鼓動は 嘘じゃないでしょう?
「愛してる」なんて 言わなくても。
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