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記憶のアルバム
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作詞 天野 星也 |
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初めて君を見た桜吹雪の門
記憶のアルバムの表紙になった…
何気なく早めに駆け出て行った
ピンクの花びら積もった通い慣れた道
いつもと違って見えたのは
君の後ろ姿を見つけたせい
次の朝からわざと早く出かける僕がいた
濃くなっていく緑に包まれ
僕は君に何をすべきだろう?
とめどなく雲が湧く夏の空へ
オレンジの花火が昇った瞬間
鮮やかに染まる君の横顔
遠くからだけど心に刻んだ
また増えた記憶のアルバムのページ
いつの間にか黄色く染まったこの道
落ち葉を砕きながら歩く僕の隣りに
君の足音が並んでいた
当たり前のようになってたけど
半年前の僕にとってそれは夢のようだった
ずっと君の笑顔を見ていたい
静かに儚い祈りをしてみた
でも恐れてた冬休みが来てしまって
続く君にあえない時間募る想い
カレンダー見つめる僕の焦り
学校嫌いを治した恋心
またページが増えた記憶のアルバム
でも不意に届いたハガキは僕を救って
君と僕は繋がってると教えてくれた
ついに終わった休みは告げた
卒業まで後わずかしかないと
君の隣りにいたい願ってみたけど
来てしまった卒業式の日
ページが尽きた記憶のアルバム
それでも明日はやってくる…だから
また君に会える未来がいつか来ることを
信じていたい…いつまでも待ってるから…
記憶のアルバムを支えにして…
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