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雪煙
作詞 天野 星也
夜が明けてくと白い世界が現れた
足跡一つないスクリーンのような雪原
そこに思い浮かべてみたもうすぐ逢える君の顔

独りが嫌な僕と寂しがりやな君
僕が求めてた運命の組み合わせ

空へと舞い昇る雪煙もいつもより優しく
見えた

高くなる太陽に想いを巡らせ
何を話そう?とか自分に問えば
答えがでるまで立ち止まる僕
幾千のセリフが頭を駆け抜け
最高の夜を静かに待った

昼も過ぎて夕焼けが迫る頃
時計を五分おきに僕は見ていた

太陽と月に挟まれ雪煙がオレンジに
染まる

暗くなる外に明るくなる胸の内
もうそろそろ?待ちきれなくて
背伸びすれば地平線の向こう
君の姿を見つけられるかな
最高の夜はもう目の前

何もかも忘れて在りのままの
冬の夜を感じていると
曇った星空へ駆け昇る
雪煙の中に君の足音を聞いた

ドアを叩く音は幸せへの誘い
招き入れた君の肩に付いた雪が
溶けるにつれて緊張も解けて
心のままに君と語り合った
最高の夜に僕は包まれた

窓越しに見た立ち昇る雪煙が…

まるで僕たちを祝福する…

雪を呼びに行くように見えた…

そんな雪煙の夜だった…

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公開日 2003/02/04
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コメント 一日分のストーリーが入った冬の詞です。
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