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一枚の言の葉。
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作詞 彩禾 |
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なんとなく 見上げた空に
橙は 広がって
青に染みた雲が 鮮やかに
儚く 溶けていって
たった一枚の言の葉ひとつに 翻弄されて
君が判らなくなって そのまま
たった一枚の言の葉ひとつに 手間どって
君が笑えなくなって そのまま
ねぇ どうしてだろう
より気持ちを伝えるために育んだ言の葉たちは
僕の心の上すりぬけるだけ
嘘をついていくよ
ねぇ 何故なんだろう
より気持ちを伝えるために育んだ言の葉たちは
君の心の中素通りして
痕を残さないよ
それとなく 紡いだ言葉のほうが
なんとなく 脳内に残って笑えちゃったりして
たった一枚の言の葉ひとつに 喜んだりして
僕は簡単に誰かを信じて
たった一枚の言の葉ひとつに 傷ついたりして
僕は簡単に誰かを裏切って
僕が握り締めたのは 青葉?枯葉?
ねぇ どうしてだろう
より気持ちを伝えるために育んだ言の葉たちは
皆手を繫ぐことなどなく
余韻も残さず
ねぇ 何故なんだろう
より気持ちを伝えるために育んだ言の葉たちは
はらはら悪戯に笑って
堕ちていくよ
たった一枚の言の葉 ひらり
たった一枚の言の葉に僕達 ふらり。
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