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生涯の連れ人
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作詞 ステレオ-b-ボーイ |
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なぜ僕をそんな目でみるの?
僕は悪いことをしたかい?
なぜ僕だけこんなめに遭うの?
僕はなにもしてない
僕はなにもできない・・・
僕は逃げた すべてを捨て逃げ出した
現在 過去 未来 すべてどうでも良かった
それでもただひとつ手放せないもの
僕だけの小さな丘 僕だけの小さな隠れ家
僕は丘へ向かった お別れを言うために向かった
いつも僕が泣いてた隠れ家 僕はいつもここで泣いてた
でも今日は僕は悲しくなかった
今日は僕の始まりだから
僕は夕日を背に立ち去った
いつも寄りかかってた木にも別れを告げて
その日は夕日が泣いてた 僕は思わず振り返った
丸い赤い夕日 なぜか女の子もいた
僕の丘の上で その女の子は泣いてた
なぜ泣いてるの? なにが悲しいの?
僕は女の子に近づいた
僕は泣いてる理由聞いた
彼女も今日すべてを捨てて旅立つらしい
現在 過去 未来 彼女はどうでも良くなかった
それは全部彼女の宝物 全部かけがえの無いもの
それを全部捨てなくちゃいけないから 彼女は泣いてた
いつも僕が泣いてた隠れ家 僕はいつもここで泣いてた
でも今日は彼女と笑ってた
今日始めて僕は心から笑った
夕日は僕らにお別れを告げ 月が僕らに挨拶をした
僕らが話しているうちに 世界は夜になってしまった
焚火の明かりを見つめながら 僕らはずっと話してた
僕らの旅立ちは遅れたが それこそどうでも良かった
いつしか僕らは眠ってた
二人で旅に出ると約束を交わして
お日様は静かに僕らに挨拶をした 僕らに気を使って
その日はお日様が笑ってた 僕は思わず立ち上がった
丸い赤い朝日 なぜか彼女も笑ってた
僕の丘の上で 彼女は笑ってた
なぜ笑ってるの? なにが嬉しいの?
僕は彼女を抱きしめた
僕らは丘に別れを告げた
お互い大切なものを手にして 僕らは歩き出した
金の髪を風に揺らし 僕に微笑みかける君
僕は心から笑った 僕は二度目の笑みをこぼした
その無邪気な笑顔に その無邪気な優しさに
これからもずっと一緒だよね?
僕は恥ずかしくて聞けなかった
これからもずっと一緒だよね?
彼女が僕に問いかけた
僕はうなずいた
彼女は微笑んで歩き出した
ありがとう
その無邪気な笑顔に その無邪気な優しさに
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