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紫陽花
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| 作詞 Zacrro 〜柘榴〜 |
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「久しぶり。」話しかけようとする僕は声を飲む
目の前には君が無邪気に笑いかける誰かと....
ゆびきりしてから五年の年月が経ちました。
思い出せるあの日の事を
永い様で短かった。....今となっては
待ち続けているはずの君は
約束の場所には現れる事はないだろう
でも最後に一度逢って伝えたい だからもう一度...
今までの感謝と思いを込めた さよならの言葉が
こんなにも辛くて苦しいものだと知らなかった
ただ咲くだけの花になれたら 傷つかなくて済んだと
思っていた そう思っていたい
そんな自分が許せなくて
だけどなにも出来ない自分が悔しい
雨に濡れた紫陽花は美しく輝いて
君に見せたいと思ってしまう自分が哀しくて
寂しさが込み上げる
涙堪えて微笑み別れる君を僕はまだ愛している
泣きたくても泣けないでいる僕は
あの日の約束を思い出す
「約束をしようよ
いつかまた逢える日が来たなら
もう一度笑いあえる二人でいようね。」
頭の中を繰り返している
ただ咲くだけの花になれたら 傷つかなくて済んだと
思っていた そう思っていたい
そんな自分が許せなくて
悔しくて泣きたいほど
枯れ落ちて逝く花のように 忘れ去られる運命
忘れたいよ でも忘れられない
失くせない大切な思い出
過去 写真さえも捨てられない僕がいる
紫陽花は色を変え また綺麗に彩られて
紫陽花のようになりたい 紫陽花に涙零した
紫陽花のようになりたい 紫陽花を愛していた
君を悔しいほどに愛していたよ
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