|
|
|
目隠しの国
|
作詞 雪月 陽朔 |
|
愛って何?って無邪気な顔して聞かれた
なんて残酷で、それでいて甘い言葉
君にそれを教えられるほど僕は愛を知らない
だから、「それは誰かと探すんだよ」って曖昧に答えた
きっと、この世界の誰もがソレを探してるんだ
探し物はたくさんある
この世界に生れ落ちた瞬間に、たくさんに散らばった破片
それを一生懸命探しながら、誰もが生きている
見たことも無いのに、聞いたことも無いのに
それでも目を凝らして
それでも耳を済ませて
見落とさないように、聞き逃さないように気をつけて
愛も恋も僕は知らない
例えば、君へ向けるこの気持ちは愛かもしれないし、恋かもしれない
はっきり名前をつけることが出来ないけど
誰にも負けないこの気持ち、押し付けるんじゃなくて育てて生きたい
君と二人 大きな愛を探しながら
僕って何?君って何?
多分、もし僕が見えなければ僕は存在しないのかもしれない
たとえそこに居ても誰かが気付いてくれなきゃ僕は居ないのと同じ
「見つけてくれる人を探すんだよ」って
君にむけた言葉でもあるし、僕に言い聞かせた言葉でもあるんだ
出会える確率はきっと低い
百万分の一かもしれない 一億分の一かもしれない
でもだから、運命って言葉があるんだと思う
それでも、僕をしっかり見つけてくれる人を探して
きっと誰かが、僕を探してくれてる
そして二人で愛を探したいよ
それが君だって、信じてるのは僕だけかもしれない
君の幸せを願ってる、なんて僕は謙虚じゃない
僕も君も幸せにならなきゃ意味が無い
誰かの不幸の上に成り立ってる幸せなんてきっと要らない
君と二人で、幸せを探そう
探し物は色々ある
見つけられても幸せで
見つけられなくても探してる間の君はきっと光ってる
探し物
見つかったときに、やっと目隠しが取れるよ
|
|
|